的 sẽ làm câu nói tiếng Nhật tự nhiên hơn |Học tiếng Nhật #014
今回は「的」の使い方について説明します。
「的」は弓矢などの「的(まと)」の他、「○○的」と他の単語にくっついて利用されることが多いです。
簡単に言うと、「的」の前が後の性質を表しています。
○○的と曖昧で広い使われ方をするため、日本語学習者にとって、自然に使いこなすのは難しい表現の一つかもしれません。
今回は次のようにパターンわけをしてみます。
・「っぽい」「みたいな」と言い換えられる
・「の視点からの」と言い換えられる
・「のための」と言い換えられる
・「としては」と言い換えられる
・その他のさまざまな言い換え
「っぽい」「みたいな」と言い換えられる
例えば、「詩的表現」だと「詩みたいな表現」「詩で使われるような表現」という意味です。
文脈次第で、「みたい」ではなく、実際に「詩の表現」を意味する場合もあります。
詩以外の例では「宗教的儀式」というと、宗教みたいな儀式なのか、本当に宗教の儀式なのかは、文脈で判断します。
なお、的の後に「な」を入れて、「詩的な表現」というと、意味は同じですが、少し柔らかい印象になります。
「の視点からの」と言い換えられる
それぞれ、
政治の視点からの意見
教育の視点からの発言
と言い換えても同じ意味になります。
「のための」と言い換えられる
このパターンは、おそらく一つしかありません。
「私的(してき)」という言葉です。
悪い意味で使われる場合が多いです。
ここでの「私(わたくし)」は自分自身のことで、「自分自身のために」や「private」と置き換えると、次の例文の意味がわかります。
血税とは:税金のこと。国民が汗水流しながら稼いで納めた、とても価値のあるお金であることを強調したいときに使う。
もう一つの例文です。
「としては」と言い換えられる
これらは、次のように言い換えられます。
実は、この場合の「的」は、あまり意味がありません。
例えば「私はこう思います」と「私的にはこう思います」は同じ意味です。
ただし、「他の人についてはわからないが、少なくとも私はこう思います」という「少なくとも」のニュアンスを、少し強調します。
日本語学習者のみなさんは使わない方が良いです。
会社や目上が相手の場合、印象はあまりよくありません。
その他のさまざまな言い換え
その他のパターンについて、まとめきれないため、例文を次々出していきます。
国際はGlobalのことです。言い換えると世界中の人々から批判を浴びるという意味になります。なお、国際は名詞なので、「国際な批判」という使い方はしません。間に「な」を入れる場合は、「国際的な」と「的」が必須になります。
喧嘩や戦争のような乱暴な方法ではなく、穏やかな方法で解決することです。
ここでの「的」は具体的な意味を持ちません。
音感のみの差異で、「徹底して追求します」とまったく同じと考えて良いと思います。
島国に「ありがちな」狭い視野、と言い換えることができます。
島国とは:日本は四方を海に囲まれ、他国と接していないため、その状態に着目して「島国」と呼ぶことがあります。日本を指す場合が多いですが、同じ条件ならば、その国にも使えます。他国との交流が乏しいため、視野の狭さや、異文化に対しての理解なさを揶揄している場合が非常に多いですが、魚の種類が豊富、美しい海など、観光資源のアピールとして、良い意味に使われる場合もあります。